日別アーカイブ 2021年3月24日

ロマネスコはイタリア原産だそうな

ロマネスコっていうブロッコリーの一種なのですが、まあなんとおしゃれな幾何学的な造形なのでしょう。野菜に限らず自然界の例えばシマウマのゼブラ模様を見ても、こんな綺麗な模様がよく成立したものだと思います。自然にそうなったというのは違うのでしょう。あんな綺麗な模様が出来るのはもっと深い仕組みがあるのでしょうけれど。

そして、このロマネスコ。もうなんともいえない形状のオーラがあります。原産地はどこなのだろうと思って調べたら、イタリアでした。芸術とアートの国ですか。この植物もそんなところから来るべくして派生してきたのだなあ・・・と感心しました。

幸いそんなに育てるのに難しくはなく、ブロッコリーと同じです。この時期はブロッコリー、カリフラワー、ロマネスコと3種揃って育てるようにしていこうと思いました。

ミミズが出てきたら、安心

畑の土を掘り返していると、時々ミミズが出てきます。ミミズは土の不純物のリサイクル役といった立場の生き物です。ゲジゲジも(益虫といって)良い虫なのですが、出た時は一瞬ムカデに見えるのでギョッとするものですが、ミミズやゲジゲジだとわかると安心します。

ミミズは良い土にしてくれる益虫であると同時に、土に有機物が少ないといなくなりますので、見つけると良い土を維持できているということがわかります。こういう益虫がいてくれるのが畑本来の姿なのだと思いますので、ミミズと土との相性が良いことも確認しながら、じゃあ又このあたりの土の中に潜っといておくれ、という感じで埋めて畑と共生してもらうようにしています。

又、次の土の掘り返しの時に会いましょう。ミミズさん。シーユーアゲイン。

虫が受粉してくれたいちご

いちごです。年に一度しかできない株と、年に何度か実ができる株とがあって品種が違います。一度しかできない品種の方がやはり大きく美味しい実が出来やすく、ある意味チャンスも少ないけれどその分出来た時はハイリターンです。

この写真は受粉後を撮っていますので、順調に育ってくれればいずれ形になってきてくれる事でしょう。

でもこれってミツバチなどの虫が勝手に動き回って受粉してくれるので実ができるのであって、風とかではなかなかうまい具合に満遍なく受粉できないのでまともないちごの実にはなりません。

変な害虫にやられるリスクを乗り越えて、益虫に花粉まみれになってもらいながら、運や偶然も重なって実をつけるという食べ物になります。やはりそのまま何もせずに生きているだけでは何にも成らず、ノーリスクでは美味しい実はならないという事なのでしょう。人間の世界でもそうですけれど、やっぱり何かを乗り越えたから形になってくるというか、乗り越えられなかったらその時はその形ができてこないというか、そういうのがあるのだなあと思いました。

いちごって結構フルーツ、野菜の中ではある意味での格付けは上位なのですが、やっぱり育てるのは少し難しく、手間と天候など運によるところが大きいな・・と思いながら育てています。いくつかは出来て欲しいなあ。